株主「不祥事のデパート」 三菱電機、相次ぐ不正
内藤尚志
三菱電機が長年にわたって鉄道用空調機器の性能検査を偽装していた。こうした「品質不正」が同社で発覚するのは、これが初めてではない。
2018年秋には、ゴム部品をつくる子会社での品質偽装が明らかになった。硬さなどを実際よりもよく見せた製品が、エスカレーターや家電、東海道新幹線の車両などに装着されていた。19年夏には鋳鉄部品の製造子会社でも発覚し、不正な検査で出荷した製品がエレベーターや原発に使われていた。
さらに20年2月には三菱電機本体でも不正が見つかったと発表した。省エネにつながるパワー半導体の一部で、顧客に示した水準の検査をしていなかった。
このように不正が次々と判明するたびに、ほかに問題がないかどうか社内で調べられたはずだ。それなのに、今になって新たに不正が発覚した。
グループ全体の問題という受け止めが不十分 指摘も
今回の不正では、安全性の重…
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