ワクチン接種後の熱・痛みに使える市販薬を公表 厚労省

市野塊
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 厚生労働省は、新型コロナウイルスのワクチン接種後に発熱や痛みがあった場合に使える市販薬の成分の紹介を、ホームページで始めた。一部の解熱鎮痛薬が品薄になっており、ほかにも効果がある市販薬があることを示した。全国のドラッグストアの団体などにも通知した。

 解熱鎮痛薬として使える市販薬は、子どもや妊婦にも使えるアセトアミノフェンがメディアなどで紹介されることが多く、需要が集中していた。厚労省は非ステロイド抗炎症薬イブプロフェンやロキソプロフェンも使えると紹介した。

 ワクチン接種で症状が出る前に、予防として市販薬を継続的に使うことは推奨していない。すでにほかの薬を服用していたり、妊娠していたりする時は医師や薬剤師に相談するよう求めている。

 詳細は厚労省のホームページへ(https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0007.html別ウインドウで開きます)。

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この記事を書いた人
市野塊
国際報道部
専門・関心分野
気候変動・環境、医療、テクノロジー