佐賀にエビフライ自販機、なぜ 出発点は店主の「葛藤」

有料記事

松岡大将
【動画】全国でも珍しい冷凍エビフライ専用の自販機が佐賀にあった=長沢幹城撮影

 佐賀県東部、佐賀平野に田畑と住宅地が広がる上峰町坊所。幹線道路から小道に入ると、見慣れない看板が目にとまった。

 「えびフライあります!」。

 エビフライ専門店「EBI(イービーアイ)研究所」の敷地の駐車場に入ると、店舗の前に、その自販機はあった。

 メニューは、エビ一匹丸ごとにパン粉をつけた「えび姫」(5匹1200円)、エビの頭をとった「神えびフライ」(10匹2300円)、エビを開いた状態「海老(えび)の神開き」(5匹1100円)の3種類。白身魚のフライもある。エビはすべて全長20センチほどあるブラックタイガーだ。

 町によれば、冷凍エビフライ…

この記事は有料記事です。残り1173文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら