大蛇のロボットに釘付け ジャングル体験の特別展始まる

野上隆生
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 福岡県久留米市の県青少年科学館で13日、春の特別展「いきものハンター ジャングルの生態系を調査せよ!」が始まった。新型コロナ対策で整理券を発行し、入場者数を制限してのオープン。初日は家族連れを中心に1149人が訪れた。

 動く大蛇「アナコンダ」やスズメバチの巨大ロボットを展示。また、「密林」に見立てたステージでセンサーを使ってコウモリやカメレオンを見つけたり、プロジェクターで床に映したヘビがうごめく沼を渡ったりと、最新の展示技術を使ってジャングルの冒険を体験してもらう趣向だ。子どもたちに生態系や自然環境の大切さを実感してもらうのが狙いだという。

 絶滅した鳥の巨大な卵やサイイグアナのはくせい、羽を広げると20センチにもなるテイオウゼミの標本など、富田京一・肉食爬虫(はちゅう)類研究所代表が所有する珍しい標本も陳列している。

 福岡市から家族4人で訪れた小学1年、小林遼太君は大蛇ロボット前で釘付けに。「おもしろい」と目を輝かせていた。

 特別展は5月9日まで。平日は9時半~16時半、土日祝日は9時半~17時。入館料は一般410円、児童・生徒210円(土曜は高校生以下無料)。問い合わせは県青少年科学館(0942・37・5566)へ。野上隆生

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