やきいも電車出発進行 鹿児島の魅力発見して

三沢敦
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 ほくほくの焼き芋を食べながら鹿児島市電で街を巡る「マグマやきいも電車」の運行が5日、始まった。当初は2月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた。安納芋や紅はるかなど4種類の県産サツマイモを食べ比べ、車窓に広がる街の魅力を再発見してもらうのが狙いだ。

 運行は8日までの第1弾と、12~14日の第2弾の計7日間。2107人の応募者の中から当選した351人が乗車する。各日とも1日4便で、神田(交通局前)と桜島桟橋通の両駅間を1時間ほどかけて往復する。市のシンボルマーク「マグマシティ」や、キャラクター「火山の妖精マグニョン」のPRも兼ねた企画で、参加者にはマグニョンの手袋とマスクがプレゼントされる。

 5日には市交通局の操車場で出発式があり、下鶴隆央市長が「鹿児島が誇る焼き芋のおいしさとともに、路面電車が走る街の魅力もたっぷり味わって」とあいさつ。関係者らと一番列車に試乗した。(三沢敦)

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