美観や備中国分寺…名所ちりばめ観光列車

田辺拓也
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 【岡山】井原鉄道で、車窓に県西部の観光地の風景がラッピングされた観光列車の運行が始まった。特殊なフィルムを採用し、外側は備中国分寺(総社市)や倉敷・美観地区などのプリント(約1メートル四方)があしらわれているが、車内からは沿線の眺めを楽しむことができる。

 2022年から始まる県とJR西日本などの観光事業「デスティネーションキャンペーン」に向けた企画。ラッピング列車は総社駅と神辺駅(広島県福山市)を、1日2往復ほど走るという。井原鉄道の担当者は「コロナ禍で利用者が減るなか、地域の魅力を発信して観光需要を呼び戻したい」と話していた。(田辺拓也)

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