「ゲームオーバー」青学大・原監督、敗北宣言 箱根駅伝

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 箱根駅伝は2日、優勝候補の青学大が往路12位に沈み、原晋監督は「ゲームオーバーという形になりましたね」と復路を待たず、敗北宣言した。

 誤算は3区予定だった主将・神林勇太を起用できなかったこと。昨年末にお尻あたりの仙骨に疲労骨折が見つかった。「1年間、神林がチームを引っ張った。その精神的、能力的な支えがなくなったときに挽回(ばんかい)するだけの精神力がなかった」

 4区を終えて10位。山上りのスペシャリスト竹石尚人が期待を受けて5区に立ち向かったが、後半に右ふくらはぎが何度もけいれん。悪くて1時間11分台の想定だったが、1時間15分59秒の区間17位に終わった。強い向かい風が体温を奪い、竹石は「体が動かず、意識と走りが一致しなかった」。

 復路に向けて、原監督は「優勝をと言うとウソになる。確実にシード権を取りにいきたい。でもプライドは忘れずに攻めのレースを」と選手の奮起をうながした。

早大11位、エース中谷が苦しめられたもの

 昨年11月の全日本大学駅伝

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