選択的夫婦別姓、声上げ始めた若手議員 政治が意思示せ

有料記事

編集委員・秋山訓子
[PR]

 男女共同参画基本計画の改定をめぐる自民党内での議論は、選択的夫婦別姓制度に集中した。50人以上の議員が詰めかけ、計7時間を超えた。職業生活上の事情があれば別姓を「例外的」に認める「例外的夫婦別姓」制度をめざす議員立法の機運が高まった、2002年以来の激しい論争。時代の変化に自民党もようやく目を向け始めた。

 「子どもがかわいそう」「家族がバラバラになる」などの反対意見は時計の針を巻き戻したかのようだったが、若手から「困っている人の問題を解決すべき」「家族の幸せのあり方を政治が決めてはいけない」という声が次々と上がった。多くは02年の議論の際、議員ではなかった人たちだ。

ここから続き

 社会は多様化して若い世代を…

この記事は有料記事です。残り242文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら