「101系」電車シンボルに メットライフドームエリア

日高敏景
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 プロ野球・西武ライオンズの本拠地、メットライフドーム(埼玉県所沢市)脇の広場に19日、かつて西武鉄道の主要路線を支えた「101系」車両の先頭車が搬入、設置された。試合以外にも楽しめるボールパーク化を目指すドームエリアの新しいシンボルとして、来年3月から一般公開される。

 車両は1980年から活躍を続け、この11月に現役を引退した。重さは約30トン。大型トレーラーで18日深夜に横瀬町の車両基地を出発し、約100キロの道のりを5時間かけて移動。到着後はクレーンでつり上げられ、ドーム右翼席後方の外側で整備が進む「トレイン広場」のレール上へ慎重に降ろされた。

 球団によると、車体にはライオンズ関連のラッピングが施される。シーズン中はチームの勝利時や本塁打が出た時に、ドーム内の音響や照明と連動した演出も検討しているという。(日高敏景)

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