前回は2分で終了 江ノ電の方向板、ふるさと納税で

秦忠弘
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 神奈川県藤沢市は、ふるさと納税の返礼品として、江ノ島電鉄(同市)の人気車両「江ノ電300形」で実際に使用された「行き先方向板」を提供する。

 300形は1956~68年に6編成12両が導入され、現在は就役60周年となった1編成2両のみが走行している。同社では現役の最も古い車両で、鉄道ファンに人気がある。

 行き先方向板は昨年10月に返礼品として提供したのに続いて2度目。今回は、方向板に加え、その方向板を付けた写真と、就役60周年の記念ステッカー2枚の3点セットで15万円コースの返礼品とし、計8セットを用意した。11月2日午前0時からふるさと納税サイト運営大手の「さとふる」で先着順で受け付ける。

 市によると、10セットを15万円の返礼品として提供した昨年10月は、受け付け開始後約2分で先着順の受け付け終了となった。問い合わせは市財政課(0466・50・3503)へ。(秦忠弘)

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