1位指名はこの選手だ 12球団の思惑、担当記者が分析

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 プロ野球のドラフト新人選択)会議は26日午後5時から、東京都内で開かれる。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れたため、レギュラーシーズン中の異例の開催となる。1位指名は即戦力と評価される大学生2人に集中しそうだ。

 その一人が、長打力が魅力の佐藤輝明内野手(近大)。ソフトバンクやオリックス、巨人が指名を公言し、計5球団が1位に指名しそうだ。最速155キロの左腕、早川隆久投手(早大)は、公表しているロッテやヤクルトを含め4球団が入札するかもしれない。

 日本ハムは、地元の北海道出身で大学日本代表では抑えを任された伊藤大海(ひろみ)投手(苫小牧駒大)の指名を公表。中日も、昨秋の神宮大会を制した最速154キロ右腕の高橋宏斗投手(愛知・中京大中京高)の指名を明言した。即戦力投手の欲しいDeNAは社会人右腕の栗林良吏(りょうじ)投手(トヨタ自動車)の指名が予想される。

12球団の1位指名予想

球団     選手名

ソフトバンク 佐藤輝明※

ロッテ    早川隆久※

西武     佐藤輝明

楽天     早川隆久

日本ハム   伊藤大海※

オリックス  佐藤輝明※

巨人     佐藤輝明※

中日     高橋宏斗※

阪神     佐藤輝明

DeNA   栗林良吏

広島     早川隆久

ヤクルト   早川隆久※

※は球団が指名を明言

地元重視、競合回避 各球団の狙いを担当記者が解説

 12球団の担当記者が、1位指名の狙いを読み解いてみた。

 【オリックス:佐藤輝明(近大)】

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