リニア改良型走行記念イベント、県立見学センター

小渕明洋
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 山梨リニア実験線で8月に走行試験が始まった超電導リニアL0系改良型試験車の走行開始記念イベントが、山梨県都留市小形山の県立リニア見学センターで開かれている。

 台風14号の影響で大雨となった10日も午前中から多くの家族連れらが入館。雨の中を高速で走り抜けるリニアの試験走行やハロウィーン装飾がほどこされた全長17メートルのジオラマなどを楽しんでいた。

 特別展示されている「Nゲージリニアジオラマ」は、磁石で浮上したリニアが高速で走行。土・日曜と祝日は自分で動かせるとあって、千葉市から訪れた永野忠仁さん(42)と理仁(まさひと)くん(5)親子らは15分間ずつの運転体験を楽しんだ。忠仁さんは「電車が大好きな息子にリニアが実際に走るところを見せたくて、初めて来た」。理仁くんは「本物のリニアはすごく早かった。運転体験のリニアも速度が出て、おもしろい」と話した。

 12月13日まで(12月7日休館)の午前9時~午後5時。どきどきリニア館の入館は一般・大学生420円など。期間中、同館の入館者全員にリニアL0系改良型試験車のオリジナルポストカードが贈られる。

 問い合わせはリニア見学センター(0554・45・8121)へ。(小渕明洋)

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