瀬戸石ダムの豪雨被害 市民団体が電源開発に質問書

村上伸一
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 球磨川にある瀬戸石ダム(熊本県芦北町、同県球磨村)の撤去を求める住民団体「瀬戸石ダムを撤去する会」は9日、同ダムを管理する電源開発(Jパワー、東京)に対し、7月の記録的豪雨による同ダムの上下流域の被害実態などに関する質問書を送った、と発表した。

 7月4日の豪雨では、瀬戸石ダムからの流量の住民向け通報が機器の故障などからできなくなったことがあり、撤去する会は「ダムの存在が被害を拡大させた」と批判している。これを裏付けるために必要な当時の流量や水位などのデータ開示を要請。「撤去の意思はないのか。ないなら理由は何か」と問うている。(村上伸一)

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