迷子のお年寄り 「見守りシール」で発見 佐賀県多久市
平塚学
認知症などで迷子になるお年寄りの早期発見につなげるため、佐賀県多久市は「高齢者見守り支援シール」の無料配布を始めた。シールにはQRコードが印刷されていて、スマホで読み取ると、迷子のお年寄りを見つけた人と家族がやりとりできるようになっている。
市によると、シールは市内の65歳以上の人や、認知症と診断された人などが配布対象。衣服にアイロンで貼り付けて洗濯もできるタイプ40枚と、カバンなどの持ち物につけて暗闇でも光る蓄光タイプ10枚を配る。
家族は事前にメールアドレスやお年寄りの身体的特徴、既往症、発見時の注意点などを登録。発見者がスマホなどでシールのQRコードを読み取ると家族にメールが届き、発見者は事前に登録された情報を確認できる。その後は伝言板で双方が匿名のままやりとりができるシステムという。
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