救済策のはずが…不公平? 共通テスト日程に戸惑う高3

有料記事

編集委員・氏岡真弓 伊藤和行
[PR]

 勉強が遅れた高3生の救済策になるのか。公平さを欠くのか――。二つの日程で行われる大学入学共通テストを巡り、様々な声が出ている。コロナ禍の学習遅れのために設けられた第2日程(来年1月30、31日)の受験希望者は現時点で全高3生の約7%。だが、大学の入試日程を考慮し、やむなく第1日程(同16、17日)を選ぶ生徒も。難易度に差が出ることへの懸念も指摘されている。

担任に呼び出され、回答を変更

 文部科学省が7月31日に公表した高3生への意向調査では、第1日程(1月16、17日)の希望者が約43万1千人、第2日程は約3万2千人だった。生徒たちはどんな思いで選んだのか。

 東大をめざす佐賀県の私立高の男子生徒は「初めての共通テストなのでみんなが受ける第1で受けたい。(東大の)個別試験までの期間が短いのも困る」と話す。同じく第1を選んだ東京都立高の女子生徒(17)は「早く共通テストを終えて次の準備をしたいから、迷う余地なし。皆もそうだったんじゃないですか」という。

 一方、選択に悩んだ生徒も多…

この記事は有料記事です。残り2139文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
氏岡真弓
編集委員|教育分野担当
専門・関心分野
教員の働く環境、教員不足、子どもの学び
伊藤和行
那覇総局長
専門・関心分野
沖縄、差別、マジョリティー、生きづらさ