特養入居者の耳をちぎった疑い 北海道の介護職員を逮捕
榧場勇太
勤務先の特別養護老人ホームで入所者の耳たぶを引きちぎったとして、北海道警千歳署は16日、恵庭市黄金南3丁目、介護福祉士吉光翔平容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕し、17日発表した。「仕事でストレスがあり、入居者とトラブルがあった」と容疑を認めているという。
署によると、吉光容疑者は13日午後8時25分ごろ、特別養護老人ホーム「恵庭ふくろうの園」で、入所する男性(78)の右耳の耳たぶを引っ張り、引きちぎった疑いがある。男性は2週間のけがを負った。
同僚職員から「入所者が耳たぶにけがをした」と消防を通じて千歳署に通報があった。吉光容疑者は当初、「介助の際に手が当たった」と説明したが、傷口が不自然なことから署員が事情を聴いたところ、耳たぶを引っ張ったことを認めたという。
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