コロナで花見できなかったから… 冷酒を注ぐと桜咲く杯
桜の枝が描かれた杯に冷酒を注ぐと、花が咲いて満開に――。「丸モ高木陶器」(岐阜県多治見市)が手がけたそんな美濃焼が人気です。
一見すると桜の枝だけが描かれた杯「冷感桜」(ペアセットで税込み3300円)。冷酒を注ぐと次々と桜が咲き始めます。
模様が変わるのは、温度で変化する特殊な顔料を使っているため。注ぐものは冷酒などのアルコールに限らず、温度が17度以下になれば桜が咲きます。
「絵をつける方法や焼くときの温度など、いくつもの試行錯誤を経てきれいな発色が実現しました」と社長の高木正治さん。
2月1日に発売すると、フェイスブックやお酒好きのコミュニティーで人気に。3月中旬にはツイッターで話題となり、新型コロナウイルスの影響で花見自粛が求められる中でさらに注文が殺到。自社の通販サイトでは入荷するとすぐに売り切れる状態が続いています。
記事後半には動画もあります。冷酒を注ぐと枝に桜が咲き始める様子を見ることができます
購入者からは「家の中で花見…
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