6割が外国人の団地で…ペルー国籍の自治会長は挫折した

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大滝哲彰 高原敦 佐藤英彬
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 地域の住民同士が交流し、防災など暮らしの課題に向き合う自治会。外国人の集住地域では、組織の形や活動方針を変えつつある。外国人と共に築く新たな自治会や地域社会のあり方の模索が始まっている。

 昨年12月中旬、三重県四日市市のUR都市機構・笹川団地。日系ペルー人の喜屋武(きゃん)勇さん(45)が8軒目の訪問先でインターホンを押すと、部屋から外国人の女性が出てきた。「自治会に入っていますか?」。玄関先でポルトガル語の会話が始まる。

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 同団地では1200世帯のう…

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