マンC、CLなどの参加資格2年間剥奪 欧州サッカー

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ロンドン=遠田寛生
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 欧州サッカー連盟(UEFA)は14日、クラブ財政の収支均衡を義務づける「ファイナンシャル・フェアプレー」(FFP)制度に抵触したとして、イングランドプレミアリーグ昨季覇者のマンチェスター・シティー(C)に、来季から2年間のUEFA主催大会出場禁止と罰金3千万ユーロ(約35億6千万円)を科したと発表した。20年~21年、21年~22年のシーズンは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)などの参加資格が剝奪(はくだつ)される。

 マンチェスターCは今季リーグは現在2位で、CLでは16強に残っている。

 UEFAは同クラブの財政規約違反を疑い、昨年3月から正式な調査に入っていた。その結果、2012年~16年の間の違反を認定。調査に協力しなかった点も強調し、「マンチェスター・シティーは深刻な違反を犯した」などとの声明も発表している。

 マンチェスターCは一切の不正を否定。「今回の決定に失望しているが、驚きはない」などとの声明を公式サイトに発表し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示した。

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