見よ、この「美筋」 つり輪を武器に五輪狙う体操の神本

[PR]

 ボコッと盛り上がった二の腕に、Tシャツの上からでも隆起が分かる背中……。身長157センチと小柄なのに、胸囲は100センチ、腕回りは37センチもある。体操選手の中でもひときわ際立つ神本雄也(25)の筋肉は、テレビ番組で「美筋」と称されたこともある。

 「鏡を見ると『あ、こんなに腕、太いんだ』と思うことはあります。一番自信があるのは、広背筋(背中の筋肉)。ほかの人より圧倒的にでかいって言われます」。にやりと笑う。

 その広背筋が最も生かされるのが、つり輪の力技だ。輪の高さで体を地面と水平に保つ「中水平」。国内トップレベルでも足先が少し下がってしまう選手も多い中、神本のそれはまっすぐ伸びる。伝統的に日本が苦手な種目で得点を稼ぐ、団体では貴重な存在だ。

ここから続き

 2010年、高校1年生で出…

この記事は有料記事です。残り421文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

筋肉盛り上がってます

筋肉盛り上がってます

筋トレは自分との戦いだ。鍛え抜いた先に見える景色とは。[もっと見る]