横浜市が誤放送 「津波注意報」 トンネル内のラジオで

有料記事

吉村成夫 木下こゆる
[PR]

 横浜市のみなとみらい(MM)21地区にある「みなとみらいトンネル」の中で25日、「津波注意報」を告げる横浜市の緊急放送が誤って流された。実際には注意報は発令されていない。市は取材に、「放送設備のスイッチが誤って入った」と説明している。

 みなとみらいトンネルは延長約1・3キロで、同市中区の新港サークルウォーク付近と西区のみなとみらい橋付近を結ぶ。パシフィコ横浜などが並ぶ海岸付近にあり、週末のこの日、周辺は観光客で混雑した。

 横浜市危機管理室によると、市のコールセンターに25日正午すぎ、「トンネルを走行中にFMを聴いていると津波注意報の音声に変わった」と電話があった。同種通報が4件あったという。別のドライバーによると、同日午後4時半ごろ、トンネルに入るとニッポン放送の番組が「津波注意報」放送にかわった。「驚いた。多くの人が勘違いして危険だ」と話す。

ここから続き

 記者は確認のため午後5時台…

この記事は有料記事です。残り329文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら