福井)外国人に防災情報発信 7人が市民防災リーダーに
八百板一平
地震や台風などの災害に備え、外国人に向けた防災情報の発信などに取り組む福井県越前市の「外国人市民防災リーダー」の認定証交付式が17日、市内であった。認定第1陣としてブラジル人、ベトナム人計7人による防災リーダーが誕生した。
市内には約3900人の外国人が暮らしており、災害時の効果的な情報提供が課題になっていた。防災リーダーには、それぞれが所属しているコミュニティーでの情報発信や、市と外国人との橋渡しの役割が期待されている。
7人は計2回の研修を受けて、地震や風水害、地域の防災組織などについて学んだ。原子力発電の仕組みや事故時の対応なども研修に盛り込まれた。
式では、奈良俊幸市長が各リ…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら