個々の判断磨いたラグビー日本、リスク恐れず攻めて8強

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能田英二
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(13日、ラグビー・ワールドカップ 日本28―21スコットランド)

 ジョーンズヘッドコーチ(HC)からジョセフHCへ。南アフリカを破った前回大会から4年。築かれた土台に、新たな指揮官によって確実にチーム力が上積みされた。

 ジョーンズ前HCは細かい決め事を作って選手を動かした。ジョセフHCは決め事に加え、状況に応じた判断を選手に求めた。

 例えば、タックルを受けながら球をつなぐオフロードパスや、隣の選手をおとりにして更に外側の選手に投げる飛ばしパス。成功すれば一発で防御を破れる一方、球を失うリスクも高いプレーだ。ジョーンズ前HCは原則禁止にしたが、ジョセフHCは「いける」と選手が判断すれば認めた。アイルランド戦の逆転トライは、CTB中村の飛ばしパスが生んだものだ。

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 ジョセフHCは元ニュージー…

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