TOTOの海外戦略 高級トイレの次はキッチンの「顔」

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田幸香純
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 TOTO北九州市)は、蛇口などキッチンや洗面台の「顔」ともなる水栓金具の開発に力を入れている。意識するのは、海外専門メーカーとも戦える高いデザイン性だ。世界で高級ブランドとして広がったトイレに続く商品として育てていきたい考えだ。

 TOTOが水栓金具の自社生産を始めたのは1946年。歴史は古く、トイレとも肩を並べる主力商品だ。しかし、知名度はいま一つ。デザイン面でも海外メーカーに見劣りし、海外では苦戦が続いていた。

 そこで2017年に国や地域によってバラバラだった商品を統一化。今年発売した新たなシリーズを加えると、計16シリーズ312品目に拡大。21年には500品目まで増やす考えだ。

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 力を入れてきたデザインでも…

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