米、イランに重大な制裁へ サウジ攻撃は「戦争行為」

有料記事

ワシントン=渡辺丘 テヘラン ニューヨーク
[PR]

 トランプ米大統領は18日、イランに対する「重大な制裁」を48時間以内に発表することを明らかにした。サウジアラビアの石油施設が攻撃された問題を受けた対抗措置の一環とみられる。訪問先のカリフォルニア州で記者団に語った。

 トランプ氏は同日、これに先立って「対イラン制裁を大幅に強化するよう財務長官に指示した」とツイッターに投稿した。制裁の内容は明らかにしなかった。記者団に対し2003年に当時のブッシュ政権が開戦に踏み切ったイラク戦争への疑問を示し、「(戦争という)究極の選択もあるし、それ以下の選択肢もたくさんある。何が起こるか見てみよう」と語り、軍事行動に慎重な姿勢も示した。

 一方、ポンペオ米国務長官は18日、訪問先のサウジで「イランの攻撃」と改めて断定した上で、「サウジに対する直接の戦争行為だ」と主張した。「我々の情報機関は(隣国イエメンの反政府武装組織)フーシの武器ではないことに強い自信がある」とも述べた。

ここから続き

 ポンペオ氏は同日、サウジの…

この記事は有料記事です。残り435文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら