日韓関係が冷え込もうとも… 胸に刺さるキム・ジヨン

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林るみ
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 韓流が日本に定着して約15年。映画・ドラマ、K―POPと続いたその波がいま文学に来ている。日本で14万部となる小説『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめ、多様な韓国文学が続々と邦訳され、人気だ。その多くが30~40代女性作家たちの作品だ。日韓関係が冷え込んでいるときだからこそ、本を静かに読むというのも悪くない。

京都のトークイベントに東京や九州から

 韓国の女性が日常で経験する差別を淡々と描き、昨年12月に発刊された日本語版もベストセラーになった小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)。著者のチョ・ナムジュさん(41)が8月31日に来日、翻訳者の斎藤真理子さんと京都の同志社大学でトークイベントを行った。

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 日韓関係が冷え込もうとも…

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