患者を生きる・眠る「睡眠相後退症候群」(3)
中学校のカウンセラーから聞いた「睡眠相(そう)後退症候群」という病名が、転機になった。
東京都内の高校1年の女子生徒(16)は中学2年だった2017年秋から不登校になった。「起立性調節障害」と診断され、学校に復帰できるめどは立たず、母親(53)の不安は募る一方だった。
母は、睡眠相後退症候群という言葉を手がかりに、対応してくれそうな医療機関をインターネットで探した。
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いくつか電話をかけてみた…
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