ディープ、引退後もすごかった 種付け料計400億円超

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有吉正徳
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 史上最強と言われ、30日に17歳で死んだ名馬ディープインパクトは競馬界のシンデレラボーイだった。

 2002年3月25日に生まれた。父はサンデーサイレンス、母はウインドインハーヘア。同年7月に競り市に出場し、7千万円で金子真人オーナーに落札された。まったく同じ血統で一つ年上のブラックタイドは同じ競り市で9700万円。小柄なため兄ほど評価は高くなかった。

 北海道で初期トレーニングを受け、2歳になった04年9月に滋賀県の栗東トレーニング・センターに移動した。池江泰郎調教師のもと、武豊騎手とのコンビで大活躍する。

 デビューから無傷の7連勝で史上6頭目の3冠馬に輝いた。通算14戦12勝。最高峰のGⅠレースは7勝した。現役時代に獲得した賞金は14億5千万円を超えた。競りでの落札額の20倍だった。

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