山形)リナワールド50周年 家族連れら集う

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 山形県内唯一の遊園地「リナワールド」(上山市)が15日、開業50周年を迎えた。記念として、1日限りで入園料が無料となり、雨がぱらつくなか、家族連れら約800人が訪れた。16日は、次回来園時に使える入園無料券を配布する。

 祖父母、弟と訪れた武蔵美羽さん(10)=上山市=は「いっぱい遊びたい」と笑顔。祖母の綾子さん(73)は「この子の父親が小さい頃に連れてくると、遊園地は珍しかったからうれしそうに遊んでいた。孫を連れてまた来られるなんて感慨深いですね」と話した。

 リナワールドは1969(昭和44)年6月15日、「山交ランド」としてオープン。93年の入場者約45万人をピークに、近年は15万~16万人で推移している。高橋茂社長は「少子化や遊びの選択肢の増加で、地方の遊園地は厳しい」。季節の花を絶やさず、安らぐ風景づくりを進めていて「都会にはない『森の中の遊園地』としてやっていきたい」と話した。

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