三重)新堂駅周辺の整備計画が始動 DMG森精機

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中田和宏
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 三重県伊賀市御代に生産拠点の一つを構える工作機械大手・DMG森精機(本社・名古屋市)が、御代・新堂地区周辺の整備計画を始動した。拠点の伊賀事業所の玄関口となるJR新堂駅前に複合商業ビルを造り、事業所と駅の間の景観を整備する。地区にブドウ畑やワイナリーも設け、新たな観光名所づくりと雇用促進を進めていく。

 住みよいまちをつくる社会貢献事業として、森精機は1月に地元の西柘植地域まちづくり協議会、市の3者で景観まちづくりプロジェクト推進協定を結んでいる。約1500人が働く伊賀事業所は2020年に開設50年を迎える。

 複合商業ビルは、医院や金融機関など公益性の高い施設の入居を目指す。駅舎機能を持たせるかはJR西日本と協議していく方針。公共スペースや図書館も計画案に盛り込まれたため、市は、ふるさと会館いがの中庭に新築移転する予定だった伊賀支所の新たな移転先候補とし、建設予定地として駅の南に隣接する市有地の提供を検討している。

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