島根)隠岐しげさ節全国大会 唄と三味線競う

有料記事

契約通信員・前田昌宏
[PR]

 島根県隠岐の島町で、隠岐民謡・しげさ節の日本一を競う隠岐しげさ節全国大会が12日に開かれた。観光シーズンの到来を告げる島まつりの一環で、今年で34回目。唄と三味線の2部門に延べ120人、うち県外からは同49人が出場した。

 大会は2部門とも初級の部からスタート。中級の部と小中学生が参加する子ども大会を挟み、上級の部へ進んだ。上級の部では技量だけでなく、隠岐らしさや最高位にふさわしい風格も審査の対象になるという。

 唄部門の優勝者は、隠岐の島町の保育士・松森雪恵さん(34)。妊娠5カ月の体で約2分間のしげさ節2節を歌いきり、民謡歴20年のキャリアを見せつけた。「優勝は驚いた。(発表前は)赤ん坊を抱えてでも、来年また出場するつもりだった」と喜んだ。

ここから続き

 三味線部門は、海士町の団体…

この記事は有料記事です。残り91文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら