「減災マップ」記者も作ってみた! 作業2時間でも安心

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古庄暢
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東海の防災を考える

 ハザードマップは、身近なところでどんな災害が起きる可能性があるのか教えてくれる。しかし、自治体が公表しているものは広域な地図になりがちだ。使いやすくて、自宅や子どもの学校近くといった地域限定のハザードマップはないものか。そこで、より身近な地域に特化した「my減災マップ」の普及活動をしている団体を訪ねた。

 普及活動をしているのは、神奈川県を中心に活動する一般社団法人「減災ラボ」だ。

 代表理事の鈴木光さんがmy減災マップを考案したのは6年前。当時は総務省消防庁の防災図上訓練指導員として学校や地域に出かけ、A0サイズの大きな地図上に避難場所や危険箇所を記す「DIG(災害、想像力、ゲームの略)」の啓発をしていた。

 ただ「DIG」では、地図が大きすぎて持ち帰ることができず、その場に参加した人にしか関心を持ってもらえなかった。そこで、自宅に持ち帰れる大きさで取り組める手法を考え、生まれたのがmy減災マップだ。

 用意するものは次の通り…

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