タカ千賀、圧巻奪三振ショー 「大したことない」直球で

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甲斐弘史
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(27日、ソフトバンク5―1日本ハム)

 鋭く沈む変化球の切れに台湾で打率4割を残した王柏融でさえ思わずバットを振ってしまう。六回2死一塁。この日10三振目を奪ったソフトバンクの千賀は、どうだと言わんばかりに捕手を指さした。プロ入りからレギュラーシーズン無敗の札幌で快投を演じた。

 序盤から圧巻の奪三振ショーだった。一回1死から回をまたいで3者連続空振り三振。「大したことなかった」と辛口評価の直球も最速158キロを計測。最もさえたのが「しっかり扱えた」というフォークだ。直球でファウルを誘い、決め球で落とす。3番王柏融からの3打席連続を含む計11奪三振。その大半を得意球で仕留め、7回1失点。工藤監督も「久しぶりの『お化けフォーク』。安心して見ていた」と目を細めた。

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 今季、奪三振への思いは特別…

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