高知)校長先生はアイデアいっぱい 宿毛市咸陽小学校
笠原雅俊
【動画】宿毛市立咸陽小学校の前庭に飛んできたアサギマダラ=笠原雅俊撮影
子供たちに学校を大好きになってもらおうと、宿毛市立咸陽(かんよう)小学校の校長先生が工夫を凝らしている。「お遍路」「オリンピック」「アサギマダラ」がキーワードだ。
市内に四国霊場39番札所の延光寺があり、小学校の近くには松尾峠(標高約300メートル)につながる遍路道がある。急な坂道を歩くお遍路さんを応援しようと4年生37人が9月から、「へんろみちしるべ札」という木の札を作っている。17日には道沿いに札を立てる。
札にはイラストとともに「がんばれ」「無理しないで」という応援メッセージを書いた。最近は、外国人の遍路も増えたため裏面には英語も添えた。4年生の二宮花久実さん(10)は「一生懸命歩くお遍路さん、頑張れという気持ちで描きました。英語は難しかった」とほほ笑む。
発案したのは校長の鎌田勇人…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら