A級棋士を追い詰めた飛車打ち 藤井四段が最終盤に反撃

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村上耕司
【動画】藤井聡太四段が史上最年少で朝日杯将棋オープン戦の本戦出場を決めた=瀬戸口翼撮影
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 将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(15)が15日、第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の2次予選を突破し、史上最年少での本戦進出を決めた。1回戦の対戦相手は、屋敷伸之九段(45)。屋敷九段は、名人挑戦権を争うA級順位戦(今期11人)に所属するトップ棋士だ。藤井四段は昨年12月のプロデビュー以来、初めてA級棋士から公式戦で白星を挙げた。

 東京都渋谷区将棋会館で午前10時に始まった対局は、屋敷九段の先手。矢倉模様の出だしから屋敷九段が急戦策を採用し、激しい戦いになった。藤井四段は「急戦でこられてどう対応していいか、悩ましい局面が続いた」という。屋敷九段が飛車を切り捨てて馬を作り、後手陣に迫ると、藤井四段も角を打ち込んで一気に終盤に突入した。

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 双方1分将棋の秒読みの中…

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