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(7人のフォロワー)情報増えた/告知では驚かぬ

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7人のフォロワー

 参院選でネット選挙を体験した有権者は、その効果を感じる一方で、次の選挙での改善を期待する。

参院選特集・ネットと選挙

 「こんなに迷ったのは初めて」。埼玉県のIT会社員男性(36)は、各党のホームページや、自分の考えに近い政党や候補者を探し出せるサイトを見比べて投票した。「ネット選挙で情報量や判断材料が増えた」

 ただ、候補者が流す情報だけでは絞れなかった。他候補の批判が多く、「ネットの良さの1、2割しか出ていない」。政策を視覚的に分かりやすく伝える既存のサービスなどを活用できないかと考える。

 東京都の男子大学生(20)は、ネットで候補者の行動予定を見て街頭演説を回った。だが、ネット上の情報は演説の告知などが多く、「若者に響かない」と思う。「世代別に政策を訴えるホームページやアプリを作り、各世代に訴えることを分かりやすくすれば、興味がわくのでは」

 群馬県の自営業男性(66)は、ネット選挙で「目先が変わり、選挙に親しみやすくなるかもしれない」とは感じた。気に入ったのは党代表や候補者のインタビュー動画。選挙公報や政見放送よりも本心を思わせる言葉があった。「ネットでじっくり見せることで、候補者や政党への考え方が深まる可能性はある」と考える。

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