(書評)『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』 高橋ユキ〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■不穏さを体感し直して事件再考

 「いったい、この村はなんなのだ」――二〇一三年七月、わずか一二人が暮らす山口県限界集落で、一晩のうちに五人が殺害される事件が発生。その集落で唯一、他の村民と交流せず、決まった時間に窓を大きく開け放って歌声を響かせていた「カラオケの男」。凶行に及んだ男は、家のガラ…

この記事は有料記事です。残り776文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら