(私の好きな本)「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」 中村壱太郎さん

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 ■創作の苦しみ・難しさに共感

 この本が直木賞を受賞したと知り、題の「妹背山婦女庭訓」に興味を引かれました。文楽と歌舞伎で人気の演目です。大坂弁の文体がなじみやすく、2晩で読破しました。浄瑠璃作者の近松半二が主人公で、ライバルに歌舞伎作者の並木正三も登場します。本では、半二が書いた「妹背山婦女庭…

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