気候問題を議論 朝日地球会議が開幕

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 「ひらかれた社会へ 多様性がはぐくむ持続可能な未来」をテーマにした国際シンポジウム「朝日地球会議2019」(朝日新聞社主催)が東京都内で14日に始まり、15日は深刻化する気候変動問題などを議論した。人工知能(AI)による技術革新と民主主義のあり方なども話し合われ、国連の掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」への道筋を考えた。16日まで。▼特集面に詳報

 この日は地球環境問題の第一人者でポツダム気候影響研究所理事のヨハン・ロックストローム氏が登場。台風19号について「地球温暖化で海水温が高くなったことが台風を大きくした可能性がある」と指摘した。フランスのローラン・ピック駐日大使は「どんな国境や壁も気候変動の影響から守ってはくれない。我々は国際協力を強めなければならない」とビデオメッセージを寄せた。

 最終日の16日は、ジェンダー格差や森林の保全についても話し合う。

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