(書評)『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた』 鏡明〈著〉

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 「マンハント」という雑誌があったという。同名の米国ミステリー雑誌の日本版で1958年から63年までのこと。評者自身、この刊行物をまるで知らなかった。不明を恥じるのみである。

 著者はこの雑誌の歴史的な意義を大正時代の「新青年」と比較し、ピンナップというお色気が入ったこと、コラムを充実させたこと、書…

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