(書評)『昆虫食と文明 昆虫の新たな役割を考える』 デイビッド・ウォルトナー=テーブズ〈著〉

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 スシは周縁の食べ物が主流になった好例。欧米人が一世代で生の魚を食べるようになったのだから、昆虫も同じではないか?

 本書は、昆虫の食べ方や環境負荷が少ないたんぱく源としての効用を説くばかりではない。地球でどのように昆虫が繁栄してきたかや、人類や農業と昆虫とのかかわり、昆虫食の倫理まで踏み込んでいく…

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