(評・音楽)セイジ・オザワ松本フェス「エフゲニー・オネーギン」 音楽祭の華、詩的な叙情世界

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 セイジ・オザワ松本フェスティバルが4年ぶりのオペラ本格上演。チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」を取り上げた。指揮のファビオ・ルイージがこの作品を振るのは初めてだ(22日、まつもと市民芸術館)。

 冒頭、弦合奏が切なく響き、手紙をみつめるオネーギンにライトがあたる。再演を重ねてきたロバート…

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