(書評)『「宿命」を生きる若者たち 格差と幸福をつなぐもの』 土井隆義〈著〉

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 現在の若者層では、貧困率は上昇し、「努力しても報われない」という意識は高まり、「生きていれば良いことがあると思う」という意識は低下している。しかし同時に、特に若者の幸福感や生活満足度は上昇している。これはなぜか?

 これまでも社会学者が注目してきたこの謎に、著者は改めて取り組む。多数のデータを組み…

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