緩和ケア医、自身のがん体験出版 三重の大橋洋平さん、転移判明後に
がんを患う三重県の医師、大橋洋平さん(55)が単行本「緩和ケア医が、がんになって」(双葉社)を今月出版した。がん末期の患者をみとる側から当事者となり、「しぶとく生きる」と朝日新聞の投稿欄で宣言して8カ月。転移が見つかり命の期限が迫るなか、「最期のメッセージ」を残そうと執念を燃やした一冊だ。
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