円山応挙展、きょう開幕

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 円山派を創始した円山応挙と、四条派の祖で応挙にも師事した呉春を起点に、近代へ連なる画家たちの系譜をたどった展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」(朝日新聞社など主催)が3日から、東京・上野の東京芸術大学大学美術館で始まる。2日は内覧会があり、兵庫県香美町の大乗寺にある応挙の襖絵(ふすまえ)「松に孔雀(くじゃく)図」(重要文化財)などが報道陣に公開された。

 「松に孔雀図」は、応挙が最晩年に描いた作品で、金地に墨の濃淡で、松や孔雀が生き生きと表現されている。襖絵は会場の一角を囲むように立体展示されており、迫力ある空間を味わえる。9月29日まで。会期中展示替えあり。

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