(書評)『迷うことについて』 レベッカ・ソルニット〈著〉

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 ■「私」のアメリカの喪失と跳躍

 ソルニットといえば『説教したがる男たち』、#MeToo運動などとともにフェミニズムの騎手と見られているかもしれない。しかし、この人生の豊かな価値についての思索を収めた「迷うための手引」ともいえるエッセイ集は、より深く広いソルニット像を見せてくれる。

 奇数章はソル…

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