(語る 人生の贈りもの)渡辺京二:1 石牟礼道子の「未発表作」を編む

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 ■思想史家・渡辺京二

 わがままな「雇い主」がいなくなって、することがなくなりました。数十年ぶりに暇をもらったようなもので、調子が狂いますねえ。

 《編集者として、後に『苦海浄土』となる原稿を受け取って以来、作家石牟礼道子さんの執筆を支えてきた。療養先に週5日通い、口述筆記や身の回りの世話を続け…

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