山口伝統工芸展、県立萩美術館で14日まで 日枝さん最高賞

松下秀雄
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 優れた伝統工芸作品を紹介する第47回山口伝統工芸展(日本工芸会山口支部、朝日新聞社など主催)が6日、山口県萩市の県立萩美術館・浦上記念館で始まる。日本工芸会山口支部の会員36人が計91点を出品、14日まで展示する。

 5日に開会式があり、最高賞の日本工芸会山口支部長賞に宇部市の日枝陽一さん(50)の「円硯(えんけん)」、朝日新聞社賞に萩市の岡田泰さん(47)の「淡青釉(たんせいゆう)鉢」が選ばれ、表彰された。作品の詳細や作者の喜びの声は後日、紹介する。

 開館は午前9時~午後5時で月曜休み。入場料は一般・学生300円、18歳以下・70歳以上は無料。

 ほかの受賞者と作品は次の通り。(敬称略)

 NHK山口放送局賞 忰(かせ)山美知子(山口市)「蒟醬(きんま)箱『豆』」▽yab山口朝日放送賞 波多野英生(萩市)「緋色(ひいろ)鉄釉鉢」▽JAグループ山口・土の華賞 上田敦之(防府市)「彩色化粧波線刻文(こくもん)皿」▽萩山口信用金庫賞 岡本佳子(防府市)「切嵌象嵌接合(きりばめぞうがんはぎあわ)せ香炉『静響(せいきょう)』」▽そごう広島店賞 玉村信一(萩市)「萩茶盌(ちゃわん)」▽朝日新聞社奨励賞 坂倉正紘(長門市)「刷毛目(はけめ)花器」松下秀雄

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