LINEヤフー、社長ら3人が報酬自主返納 利用者情報の流出で

渡辺淳基
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 LINEヤフーは6日、メッセージアプリ「LINE」の利用者情報などが漏洩(ろうえい)した問題の責任があるとして、代表取締役3人が報酬の一部を自主返納すると発表した。出沢剛社長と慎ジュンホCPO(最高プロダクト責任者)は基本報酬の30%を3カ月分、川辺健太郎会長は30%を1カ月分返納する。

 同社は5日に総務省から電気通信事業法に基づく行政指導を受け、セキュリティー対策の強化や経営体制の見直しを求められている。同社は、親会社にあたる韓国IT大手ネイバーと社内の認証基盤の分離をすでに進めている。ただ、従業員用のシステムやネットワークの分離作業を終えるまでには約3年を要するとの見通しも示している。渡辺淳基

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