党指導者守るため?全人代の取材記者にPCR検査 コロナ禍の影なお

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北京=畑宗太郎
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 5日に開幕する中国の全国人民代表大会全人代、国会に相当)に向け、北京市内は厳戒態勢に入りつつある。2日にはメディア向けの取材パス配布が始まったが、記者には新型コロナウイルスのPCR検査が義務づけられ、会場には長い列ができた。

 2日午前、外国メディア向けに用意された北京市内の会場では、検査を待つ数十人が列を作り、防護服姿のスタッフから口の粘膜をぬぐう検査を受けた。

 中国では現在、日常生活でPCR検査を受けることはない。それだけに、疑問や困惑の声も出る。外国人記者の一人は「我々は健康。検査は時間の無駄だ」と嘆いた。

治安対策も強化

 徹底的な検査と隔離で新型コ…

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